すいかは美味しい。すいかはみずみずしくて、清涼感も満点だ。
スーパーによく置いてある「カットすいか」なんて素晴らしい。爪楊枝みたいなプラスチックの色付き棒を「あひゃー」とぶっ刺して頰張るのだ。
僕はそんな最高なすいかに更に「あじ塩」を掛ける。
「おいおいw」「ないわ〜」「昭和!」「おじいちゃんかよw」「素材の味を殺してるね〜」「満点だと認識してるなら掛ける必要なくない?」
という、自分の心の声が自身に対して罪悪感を埋め込もうとしてくる。
少し考えた後、それらに対して僕はこう反論する。
「すいかは植物だ。そして、僕は人間。植物の力と人間の力が”協力”した時に化学変化、コラボレーションによってもっと高みを150点を目指せるんじゃないの?」
そういう言い訳をしながら今日も
「あじ塩」を振り、すいかを食べました。美味しい。