2019-01-01から1年間の記事一覧

将棋の効能

将棋というのは改めて精神性が養われるゲームだと思う。 運要素ゼロで言い訳が全く出来ないからだ。 兄と昔将棋をよくやっていた時のこと たまに勝つと星一徹ばりに「盤をひっくり返したり」「鉄拳制裁」をぶちかまされたりしてきた。 言うなればジャギだ! …

5年後11

ぷくと夜の公園で話した事を思い出した。 「ねえショートケーキの苺先に食べる派?」 んー後かな、後に楽しみがあった方が、、 「えーわたしは先!絶対に!」 絶対なん?何で? 「無くなったらどうすんの?」 そんなすぐ無くならんやろ〜w 「無くならないか…

宇宙のお伽話

みらいみらい 地球と重力がほぼ同じ惑星に一人で住んでいる主人公がいた。この惑星には彼一人、彼はなぜ自分がこの惑星に一人で住んでいるのか分からなかった。 物心着いた時から住んでいた彼は「寝る」以外の事は知らない。 彼は背中に光を栄養源に変える葉…

5年後10

記憶が飛んでいる。 ぷくは結婚をした。 飲み会の時に妙にしつこい人が居るという話を自分は半笑いで「相手してあげなよ〜〜」と言っていた。 余裕だった。 "ぷくは自分の元を離れないだろう"という慢心。 ぷくは「えーー!じゃあ、まあ一回くらいデートして…

5年後9

ご家族に挨拶をして "大阪名物"たこ焼き饅頭を「こ、これ良かったらどうぞ…」と差し出した。 お母さんから 「あら、ありがとうね〜バスで来たの?大変だったね〜」 と有り難い言葉をもらった。 ぷく「パパはねーシャイでね〜ママはしっかり者で妹は〜よくわ…

人喰いの大鷲トリコを終えて

おっさんになっていつのまにかゲームをやらなくなっていた。 少年の頃、あんなに好きで夢中になったゲーム。 「おっさんがこんな事やってていいのかな?」 と思ってしまったのだ。 そんな気持ちのまま一応PS4は買おうと思った。人喰いの大鷲トリコが発売され…

5年後8

高速バスはあまり乗り心地の良いものとは言えなかった。 夜9時から乗って着くのは7時くらい。 約10時間。トイレはある。 それでも2人座席ではなく一つ一つが分離してる座席プラス人も少ないという事でまあまあ快適に過ごせた。 トイレもある。いつのまにかリ…

白い鳥

今日は午前中仕事で車に乗り川沿いを走ってる時 川に目をやると白い鳥がたくさん川に居た。 調べてみるとサギ?なのかな 綺麗だなと思った。 写真に撮りたいと思ったけど車は急には止まれない。 その瞬間からなぜか急に頭がクラクラしてきて、これ以上運転す…

海を見に行った

今日は洗濯しなきゃとコインランドリーに行った。 うちにはなぜだか洗濯機がない。 どこかに落としたみたいだ。 そのコインランドリーは最新型の全自動ドラム型洗濯機が備えてある。 60分 ぐるぐる回ってる〜 ぐるぐるぐるぐる コインランドリーという歌を思…

5年後7

おもしろTシャツ授業の日 教室に入るとみんなガヤガヤしていた。 既におもしろTシャツを着てる人が何人かいる。 大半の人はカバンの中にまだおもしろTシャツをしまっていた。 自分も「リュックサック背負ってるみたいなTシャツ」をカバンにしまってた。 既に…

5年後6

しょっぱなから躓いたなあと落ち込んだ。 初日から"先生"に激怒されて評価は最悪だろう。 眠れなくなった。 早く寝ないと明日はバイトだ。 既に、牛丼屋はやめて天王寺の輸入物を専門に扱うスーパーでバイトをしていた。 牛丼屋をやめた理由は 280円セールと…

川下の石

川下の石は丸い 丸い石だらけだ。 川上から流れていく過程で摩擦があり 削られていったのだろう。 丸い石同士が話し合う 「お互い丸くなったよね〜」 みんなニコニコしている。 居心地が良い。楽だ。 一緒というのは。 一緒、一緒、一緒? 一緒がなぜ良いの…

悪夢

とぐろ巻いた建物に集められた。 黄金色のマンションだ。 各地域予選を勝ち抜いた選手3000人がそれぞれ便器しかない部屋に入る。 俺は選ばれたのだ。 うんこレースは21時スタート 各便器からGPSを付けた便が下水道を通り、一番早く下水処理場に着いたら勝ち…

5年後 5

放送作家学校に行く日がきた。 ここにはベテラン放送作家の先生が講師を務めているという。 どんな先生なんだろう。 少しは知っていた。 全国ネットの番組なんかでよくエンドロールで名前を見た事があったからだ。 ぷくが働いていたスーパーの近くの駅から電…

youtube

youtubeを見るのが好きだ。 暇さえあれば見ている。 簡単で楽過ぎる。 無駄な操作があまりなくてダイレクトに 自分が見たい動画に向かっていける。 素晴らしい最高。 そして最近、youtube投稿を再開した。 その名も「スーパー小力TV」 GIF動画でよく使ってい…

同窓会

1月3日 中学の同窓会の日だった。 十何年ぶりに集う日。 朝方、東京に住んでる旧友からLINEがきていた。 「ちょっと遅れるわ。先に行っといて」 三重に来たのか。俺は行くと思ってるのだろう。 "なんとなく"行きたくなかったのでそれには返事を返さず電車に…

帰省

1月1日。 軽自動車に乗って夜、実家に向かった。 田舎の国道を15分くらい走ると35年ローンをまだ完済していない実家が見えた。 兄家族の車が止まってるのが見えた。 自分の車を止めるスペースあるかな? とか思った瞬間、なんとなく実家を通り過ぎた。 あれ…