凄く期間が空いたのでとりあえず書いてみる。月日が経てば経つほどいろんな事を忘れていく。
印象に残った出来事だけは覚えてるが、その他の印象に残らなかった日々の生活、それまで消えていくとすると自分は"印象に残った日々"日数で言うと、20日くらいの人生の記憶しかなくなる。
それはそれで寂しい。
「今日は牛丼屋だけ行って生姜多めにした」みたいなだけの日も覚えていたいではないか、
しかし忘れる。忘れていく。
なので今書こう、なんて決意表明をしたところで何もなくそれすらも風に吹かれていく日々の中、再びブログを書こうとした次第ではある。
さてその養成所の話ではあるが
自分は色々な芸人さんと関わらせて頂いた。
まず同期にNというコンビのM君が居る、彼はハナから芸人志望で作家学校養成所ではあるがネタをやっていた。
Nの初期ネタだ
決闘するコントでどちらかがパンチしたらパンチされた側が"そのパンチによって自分の人体にどういう影響を及ぼしたか"を説明するネタだ。
例えばパンチした人がパンチすると相手が
「パンチ!このパンチにより二の腕から先が動かなくなった」
と言ってまた闘いに戻る。
これがどんどんエスカレートして核爆弾までいき、最後は"完治"する流れだったと思う。
めちゃくちゃ面白い。そして衝撃的なネタだった。
M君と学校終わりに居酒屋まで行く途中、お笑いについて話したりもした。
彼には内に秘める面白い事をたくさん蓄積してるように見えた。
後にキングオブコント決勝まで出たのは納得だ。
ピン芸人のMさんもお世話になった方の1人だ、自分達で自主ライブやった時に
どうしても出て欲しくてお願いした。
彼に褒めて貰った記憶が今でも嬉しい。
養成所のライブで自分は映像作品を作った。タイトルは「器」
人の器の大きさを可視化出来たらどうかなあという思いから作ってみた。
例えば、上司と部下が話してる声
上司の器は日本酒のおちょこくらい
部下の器はデカい丼くらい
そのおちょことデカい丼がスクリーンには映し出されている。
上司が部下にネチネチと説教していく、すると部下の丼にチョロチョロと水が注ぎ込まれていく、
部下の器は大きいのでひたすら耐えれる余裕がある。
上司の器は余裕がないので部下がちょっと言い返したらおちょこから水が溢れ、激怒する、みたいな感じだ。
最終的にダムくらいの器の奴が現れて許容量めちゃくちゃデカいけどめちゃくちゃ言われて決壊してエンディングみたいなのを作ったと思う。
養成所ライブのMCがそのMさんだった。
客がざわざわしてる中、
Mさんが説明してくれた。
この作品はこういう事なんだよと。
俺はそう言ってくれた人は忘れたくないなと思った。
器のデータを動画にアップしたいがどこかにいった。
キングオブコント決勝といえば
AのYさんにもめちゃくちゃお世話になった。
当時の養成所は芸人を集めてライブをやっていて自分もそこのお手伝いをさせて頂いた時期があった。
そして、その養成所の卒業ライブにもその繋がりで芸人さんに出て頂いたりする事が可能だったのだ。
でも自分はコミュ障なため、芸人さんにはお願いせずに養成所の作家志望の人達にお願いして5年後14で話したネタをやって貰っていた。
当時はYというコンビだったYさん
に知ってもらえたのは
先生の企画、「答え限定大喜利」だ
大喜利の答えを予め、各自三つ固定して決めておいてそれをお題が出た時に出していくという企画だ。
リハでやった、自分はこの企画は力のある言葉が良いと思い「そそりたつ」「黄金」あと一つは「生い茂る」とかだと思う。
そのリハをYさんが見てくれてて自分がお題に対して「黄金!」「そそりたつ!」とか叫ぶ度にゲラゲラ笑ってくれて周りも結構ウケてた。
久しぶりに嬉しい瞬間だった。
その後、喋りかけてくれて色々な話をした。
そして自分たちのネタを見て欲しいと言われた。
続く